便のチェックで健康管理
便のチェックで健康管理
人と同様に、ペットにとっても「便」は健康のバロメーターです。
普段からペットの便をチェックして体調の変化に気づけるようにしましょう。
健康ないい便とは、どんな便でしょうか。
<便の硬さ>
「色は茶色から濃い茶色で、ティッシュなどで掴んだ時に形が崩れず地面に汚れが少し残る程度の硬さ」と言われています。
<便の量>
消化率の良いフードは、与えた量に比較して意外に便の量が少ないです。
逆に消化率の悪いフードは、便の量が多くなります。
ダイエット用のフード(食物繊維が多い)でもないのに便の量が多い場合は、フードを変えてみるのも良いかもしれません。
<便の形状>
体格によって異なりますが、しっかりとした太さがあれが問題ないです。
便が細い場合は、腸が圧迫されていることが原因の可能性もあります。(直腸のできもの、男の子なら前立腺肥大など)
色、においは食べているフードによって個体差がありますので、普段からペットの健康時の便を見極めておき、何か変化があれば気づけるようにしておきましょう。
「いつもと何か違う」と感じたら受診することをお勧めします。その際、便も一緒に持参していただくと助かります!
ご不明な点があれば、お気軽に当センターへご相談ください。
博多犬猫医療センター
動物看護師
濱田 将平