猫 来院時の注意点(移動の仕方)

猫の診察時、みなさんはどのようにして連れて行きますか?
・キャリーケースにいれる
・洗濯ネットにいれる
・ハーネスやリードに繋いでくる
・そのままで連れてくるなど・・・
多くの移動手段があります。
 
猫は怖がりな動物なため、ハーネスやリードだと外れてしまった時に逃げてしまったり、パニックになって手をつけられなくなってしまった時に大変危険です。
そのままで抱っこしての移動は、もってのほかです。
音に驚いてしまって暴れてしまい、落としてしまったりして事故に遭ってしまうかもしれません。
 
猫を移動させるときは、
猫は上記のような家とは異なる行動をとってしまうことから、
猫は知らない環境下では狭い場所を好むことから、
キャリーケースを利用しましょう。
急を要する場合は、洗濯ネットを利用しましょう。
キャリーケースは診察時にスムーズに出せるように、写真のような横からも上からも出せるタイプをお勧めします。
 
 
待ち合いで診察を待つ間も、犬や大きな音に驚いてしまうことがあるため、キャリーケースに入れた状態でお待ち頂きますようお願いします。
 
 
うちの子は大丈夫と思われている方もいるかもしれませんが、猫は散歩もしない為、家の外の刺激に慣れていません。
「もしも」があって後悔する前に、絶対安心安全な方法を選択しましょう!
 
 
何かご不明な点がございましたら、当センターまでお気軽にご相談ください。
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代)
動物看護師
上田 果奈
 
 
 
※写真は、PEPPY2020秋冬号 より引用