猫の肛門腺絞り

犬(特に小型犬)は肛門腺が溜るのを知っている方も多いかと思いますが、猫も肛門腺を絞ることが必要なのは知っていますか?
 
猫は、排便をした時に肛門腺の分泌物を出すことができる個体が多いと言われています。
しかし、個体によっては体質的に肛門腺を出しにくい場合があります。
肛門腺が溜まったまま放置しておくと、肛門腺破裂などにつながるため危険です。
 
肛門腺が溜まっていて気にしてる症状は
・肛門を定期的に舐める
・お尻を気にする(壁などに擦り付ける)
などがあげられます。
 
肛門腺の分泌物が溜まっている時は、肛門腺を絞ってあげる必要があります。
お尻を時計に例えた時に、肛門が中心として4時と8時の位置に肛門腺があるので、そこを肛門の方に押し上げるように絞ることがコツです。しかし、犬よりも猫の方が嫌がることが多いた為、定期的に動物病を利用するのも良いかもしれないです。
 
当センターでは、美容目的の爪切り(550円)・肛門腺処置(550円)・耳洗浄(1650円)は、診察料がかかりませんので、お気軽にお越しください。
 
 
ご不明な点がございましたら、お気軽に当センターにご相談ください。
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
動物看護師
上田 果奈