症例報告(口腔外科)

犬の口腔外科のビフォー(1枚目)・アフター(2枚目)写真です。
この子は17歳のトイプードルです。
残念ながら、スケーリング(歯石除去)だけではなく、切歯の抜歯が必要でした。
 
当センターでは、術前検査をしっかり行い、どのような処置をするか計画をたて、その子に応じた麻酔のもと実施します。
抜歯を伴う歯周病疾患はもちろん、歯石除去だけに関しても2〜3年に1回は必要だと言われています。
手術の流れとしては、歯石をおとしたあとに、術前検査も参考も参考にしながら必要であれば抜歯を行います。抜歯をおこなった部分は、特殊な縫合方法を用いながら処理します。残った歯は、歯石がつきにくくなるように研磨剤を用いて磨いて終了となります。
上記の処置は、全身麻酔下で行います。残念ながら、無麻酔でおこなってる施設もありますが、多くのリスクがあることから一般的には推奨されていません。
 
歯周病は、全身疾患もひきおこすことがあります。
しっかりした術前検査・麻酔管理を行えば、高齢の子でも実施できます。
ご家族のことでお困りのことがありましたら、お気軽にお越しください。
開院時間の詳細等は、ホームページをご覧ください。(https://www.hakata-dcm.jp
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
広報事務局