ノミ・マダニ予防のシーズンです!

ノミ・マダニ予防のシーズンです!
 
 
日中は汗ばむほどの季節になりました!
ノミやマダニも活発に活動を始めるシーズンになります!!
草むらなどの多い場所を歩く方は、ノミ・マダニの予防対策を万全にしておきましょう!!!
 
 
マダニが媒介する人獣共通感染症で「重症性熱性血小板減少症症候群(SFTS)」があります。
マダニに咬まれてから6~14日程度の潜伏期間を経て、発熱、食欲低下、嘔吐、下痢、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
病態が進行すると、頭痛、筋肉痛、意識障害、けいれんなどの症状が現れ、ひどい場合は命を落とすこともある恐ろしい病気です。
 
ノミ・マダニの感染、それらが媒介する病気から、大切なご家族・飼主様自身を守るためにも、予防対策はしっかりと行いましょう。
ノミ・マダニの予防薬には「経口タイプ」と「スポットタイプ」の2種類があります。
●経口タイプの
○メリットは
・おやつタイプで投与が簡単
・シャンプーに制限がない
・効果が早く、効果が確実
○デメリットは 
・ノミ・マダニが血を吸わないと駆除をすることができない。
●スポットタイプの
○メリットは
・滴下するだけなので簡単
・血を吸われなくても駆除することができる
○デメリットは
・滴下後、1~2日はシャンプーすることができない。
・多頭飼いの場合に舐め合ったり、それ以外の理由で取れてしまうことがある(確実性に欠ける)
など、それぞれにメリット・デメリットがありますので、状況に応じて使い分けることをお勧めします。
 
 
ご不明な点がございましたら、お気軽に当センターへご相談ください。
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
動物看護師(チーフマネージャー)
濱田 将平