ワクチン接種後の予防薬投与時期について
ワクチン接種後の予防薬投与時期について
「ワクチン接種をしたその日に、予防薬を投与して大丈夫ですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。
当センターでは感染がない場合の予防的投与に関しては、2~3日間を開けてからの投与をお願いしています。
その理由として、もし体調を崩した時にワクチンと予防薬どちらが原因なのか分からなくなるからです。
原因がわかることで、次回からの予防方法を検討することができます。
ちなみに、
「狂犬病ワクチン⇄混合ワクチン」
「混合ワクチン→混合ワクチン」
「混合ワクチンや狂犬病ワクチン→フィラリアの予防注射」
の間隔は、どんなに早くとも抗原抗体反応が落ち着く『2週』はあけて頂いています。
「フィラリアの予防注射→混合ワクチンや狂犬病ワクチン」
の間隔は、『1週』はあけて頂いています。
ワクチン等の予防関係は、早すぎてもダメ出し、遅すぎてもダメです。
適切な時期に、適切な間隔でやることが重要です。
予防関係やその他のことでもご不明点があれば、当センターまでお気軽にお問い合わせください。
動物のプロとして、しっかり対応させて頂きます。
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
動物看護師(チーフマネージャー)
濱田 将平